お店や商品を探す際、あなたはどのようなサービスを使いますか？
Googleですか？Yahoo!ですか？
GoogleやYahoo!などの検索エンジンが世の中に普及して20数年の間、何かを「探す」行為は全て検索エンジンが担ってきました。
しかし近年、「探す」場はだんだんとSNSへと移っているのです。
企業がSNSを通して、ブランディング・商品販売を行うのは、もはや必須と言えるでしょう。
そこでこの記事では、「これから企業用Instagramを開設する」あなたに向けて、以下を解説しています。
- 企業用Instagramとは何か
- なぜ企業用Instagramをやるべきなのか
- 企業用Instagramの開設方法
- 企業用だからこそ注意するべきポイント
- Instagramマーケティングの成功事例
この記事は、「初心者」向けです。
まずはこの記事を読んで、企業用Instagram開設の一歩目を踏み出しましょう！
Instagramの企業アカウントとは
そもそもInstagramには、一般ユーザー向けの「個人アカウント」と企業や有名人「プロアカウント」の2種類があります。
また、プロアカウントも以下のように2種類に分類されています。
| 機能 | クリエイターアカウント | ビジネスアカウント |
|---|---|---|
| 目的 | 個人のクリエイター、インフルエンサー、アーティスト向け | 企業、ブランド、店舗、サービス提供者向け |
| インサイト（統計情報） | 詳細なフォロワーデータ、エンゲージメント率など | 詳細なフォロワーデータ、エンゲージメント率など |
| プロモーション | 制限される場合がある | 広範囲の広告ツールアクセス |
| 連絡先情報 | カスタマイズ可能な連絡方法 | 詳細な連絡情報の提供が可能 |
| メッセージフィルタリング | より高度なメッセージフィルタリング機能 | 基本的なメッセージフィルタリング |
| ショッピング | クリエイター用のショッピング機能 | 広範囲なショッピング機能 |
| APIアクセス | 制限される場合がある | 完全なAPIアクセス |
| CTAボタン | 制限されたオプション | 予約、注文などのCTAボタン追加可能 |
企業アカウントの場合、プロアカウントの「ビジネスアカウント」を運用することが一般的でしょう。
企業がインスタを始める2つの役割・メリット
弊社ラディカルサポートでは、数多くの企業に対してWeb集客のサポートをしてきました。
その中で明確に見えた企業がInstagramを始めるメリットは以下の通りです。
- 新商品をいち早く紹介できる
- 直接的な意見がもらえる
「全ての企業がInstagramをやるべき」とは言いません。
しかし、これらの役割・メリットを求めている企業は、Instagramの開設を検討してみても良いでしょう。
1. 新商品をいち早く紹介できる
新商品をいち早く紹介できるのはInstagramの大きな役割のひとつです。通常、新商品を発表する場はプレスリリース・自社サイトなどが挙げられます。
一方で、Instagramはこれらの媒体よりもより気軽に、スピーディーに情報を公開できます。
わざわざ企業サイトやプレスリリースを見にくる消費者は少ないでしょう。Instagramであれば、消費者の日常の中に溶け込んでいるため、より自然な形で情報を届けられます。
このように新商品をいち早く紹介できる点は、企業のInstagramを始めるべきメリットとなります。
2. 直接的な意見がもらえる
ユーザーや消費者からの率直な意見を貰えるのもInstagramの魅力です。Instagramでは、ユーザー間のコミュニケーションを促すため、以下のような機能が充実しています。
【Instagramのコミュニケーション機能】
- DM(ダイレクトメッセージ)
- アンケート機能
- 投票機能
- 質問機能
これらの機能を駆使することで、ビジネスの様々な場面で役に立ちます。
【Instagramによるビジネス改善例】
- 商品・サービスの人気調査
- アンケート機能を活用した市場調査
- 質問機能を使ったコンテンツアイディア獲得
このようにユーザー・消費者と容易にコミュニケーションを取れるのはInstagramの大きなメリットのひとつです。
企業のInstagramアカウントを開設後にするべきこと
Instagramを開設するだけで満足してはいけません。
アカウント開設後、トラブルなく運用するためには以下の2点を必ず行いましょう。
- プロフィールを編集
- シェア設定
プロフィールを編集
Instagramで企業アカウントのプロフィールを編集する際は、「どこの」「誰が」「何を発信しているのか」を明確にしましょう。
たとえば、アカウント名に企業名を設定する、プロフィール画像は企業のロゴにすることで「どこの」「誰が」を明確にします。これでブランドを強調できます。
また、プロフィール欄には短く事業の内容を記入し、何をしているかを即座に伝えましょう。
さらに、連絡先情報を入れることで、問い合わせがしやすくなります。
以上のポイントを抑えると、企業アカウントはより魅力的になります。
シェア設定
Instagramの「シェア設定」は、投稿を効果的に拡散させる鍵です。
企業アカウントでは、シェア設定を通じて、内容を他のソーシャルメディアプラットフォームと連携させることができます。この設定を明確にすることで、Instagramの投稿をFacebookやTwitterなど、他のプラットフォームに自動で共有でき、節約できる時間を他のマーケティング活動に使うことが可能になります。
したがって、シェア設定を適切に管理することは、マーケティングの効率を高め、ブランドのリーチを広げる上で不可欠です。
企業アカウントでもインスタの投稿で人気を集める4つのコツ
ターゲットとなるペルソナを決定する
企業アカウントに投稿する前に、ターゲットとなるペルソナを必ず設定しましょう。
ペルソナとは、「個別具体的な1人まで落とし込んだターゲットとなる人物像」のことです。
【Instagramアカウントにおけるペルソナの例】
- 名前: 美紀（ミキ）
- 年齢: 28歳
- 職業: フリーランスのグラフィックデザイナー
- 居住地: 東京都内
- 興味・関心: アート、最新のデザイントレンド、エコライフ、カフェ巡り
- Instagram利用の目的: 仕事のポートフォリオを展示し、新しいクライアントを獲得する。また、同業者やデザインに興味があるフォロワーとのコミュニケーション。
- フォローしているアカウント: 有名なデザイナー、アートギャラリー、エコ商品を扱うブランド、おしゃれなカフェのアカウント
- 投稿の傾向: オリジナルのデザイン作品、使用しているデザインツール、日々の生活や出かけたカフェのスナップ写真
ペルソナを設定しておくと、よりユーザーに刺さりやすいコンテンツが作れます。
このようにペルソナを決めておくと、より効果的なInstagram運用ができます。
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグを活用することで、より多くのユーザーにリーチできます。
以下のような視点で、ハッシュタグを調べておきましょう。
- ターゲットが調べそうな言葉は何か
- ターゲットがフォローしているアカウントが使用しているハッシュタグは何か
投稿のたびにハッシュタグをつけることで、これまで出会えなかったユーザーと巡り逢えるかもしれません。
Instagramの企業アカウントについてのまとめ
今回はInstagramの企業アカウントについて解説してきました。
SEOや広告で集客することも大切ですが、商品・ターゲットによってはInstagramを始めとしたSNSでの集客も重要です。
弊社ラディカルサポートでは、「これからはWeb集客したいけど、何から始めて良いのか分からない…」という企業様をサポートしています。
栃木県の小さな企業でありながら、SNSフォロワー数1万人を超えるアカウントを持つ弊社のノウハウをぜひ共有させてください。
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