【初心者必見】Web広告を徹底解説|今日から君もWeb広告の運用ができる!

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「Web広告ってなんだろう」

「Web広告をうまく運用する方法を知りたい」

「Web広告を運用してみたいけどよく分からない」

Web広告という言葉はよく耳にするけど「実際に自分で運用する程の知識がない」という方も多いのではないでしょうか。

ひと昔前では、広告といえば新聞や雑誌などのマス広告がメインでしたが、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、現代では掲載までの時間短縮やコスト削減が可能な「Web広告」が主流となっており、欠かせない手法です。

そこで本記事では、初心者でもWeb広告を理解できるように下記の内容を分かりやすく紹介しています。

【本記事の内容】

  • Web広告の概要
  • Web広告の種類について
  • Web広告の費用について
  • Web広告の運用について
  • Web広告の分析について

本記事を読み終えた後には、Web広告の正しい知識が身につき、Web広告を運用できる内容となっていますので、どうぞご覧ください。

  1. Web広告とは?重視されている理由やメリットを紹介
    1. Web広告が現代社会において重視されている理由
    2. Web広告のメリット4つ
      1. ➀少ない投資で運用を開始できる
    3. ②効果測定が可能なので改善しやすい
      1. ③広告出稿途中でも変更が容易にできる
    4. ④ターゲットを絞り込んで広告を配信できる
  2. Web広告を選ぶ際の2つの基準
    1. ターゲットが利用していると思われる媒体を選ぶ
    2. 取り扱う商品・サービスによって媒体を選ぶ
  3. Web広告には課金方式が6種類ある
  4. Web広告14種類の仕組みや特徴を紹介
  5. 【Web広告種類別】費用相場一覧
  6. Web広告の費用対効果を上げる媒体の選び方
    1. 認知してもらう
    2. 購入してもらう
    3. 理解してもらう
  7. Web広告を運用する際に必要な知識
    1. 広告運用の基本的なステップ
    2. データの分析力
    3. 広告の企画力
    4. 予算やKPIの正しい設計
  8. Web広告の運用効果を高める3つのポイントを解説
  9. WEB広告の効果を分析する上で重要な3つのポイント
    1. ポイント1:測定する広告指標を見極める
    2. ポイント2:正しい効果測定ができる基盤を整える
    3. ポイント3:定期的な効果測定と分析を行い、課題を見つける
  10. Web広告を分析する際に重要な5つのデータ
    1. インプレッション数
    2. クリック率
    3. クリック数
    4. コンバージョン数
    5. コンバージョン率
  11. Web広告の費用対効果を分析する指標と計算方法
  12. Web広告効果を分析する際に役立つツール4選
  13. Web広告についてのまとめ

Web広告とは?重視されている理由やメリットを紹介

ここでは、Web広告とは何か?現代においてWeb広告が重視されている理由、メリットなどを紹介します。

Web広告とは、インターネットを利用してメディアやメール、SNSなどの媒体に広告を掲載することです。Web広告に利用される検索エンジンはGoogleやYahooなどが主流で、近年ではWeb広告の種類は豊富にあり、その数は約14種類あるともいわれています。

Web広告が現代社会において重視されている理由

近年は、インターネット、スマートフォンなどのデジタルデバイスの普及により、テレビや雑誌・ラジオ・新聞・雑誌などのマス広告からWeb広告へとシフトしました。

マス広告の費用相場を例に挙げると、新聞では50万円〜5,000万円、雑誌では1ページあたり160万円〜220万円ほどが一般的です。Web広告の相場は媒体にもよりますが、10円〜数万円が相場となっています。また、期間も新聞に掲載の場合は1ヵ月〜2ヵ月ほどかかっていましたが、Web広告の場合は最短で即日配信が可能になっています。

このように、費用・掲載までの期間においてマス広告に比べてWeb広告のほうがメリットが多いことがWeb広告が重視されている理由のひとつといえます。

Web広告のメリット4つ

Web広告には多くのメリットがありますが、主には以下の通りです。

【Web広告のメリット】

  1. 少ない投資で運用を開始できる
  2. 効果測定が可能なので改善しやすい
  3. 広告出稿途中でも変更が容易にできる
  4. ターゲットを絞り込んで広告を配信できる

➀少ない投資で運用を開始できる

マス広告は、広告を掲載するまでに「材料費」「運送費」「人件費」「制作費」「販売手数料」などを合わせると50万円〜5,000万円の費用が発生します。また、広告が成約に結びつかなくても費用が発生するのも難点です。

一方、Web広告の場合は、相場は数万円と制作のコストを少額にできる以外にも「広告をクリックされて初めて課金が発生する」などの利点があるため、少額でも運用を開始できるのです。

②効果測定が可能なので改善しやすい

Web広告では掲載してから一定の期間を経過すると、「どれくらいの効果があったのか」をクリック数や閲覧時間、成約数などのデータから確認することができます。また、データの結果を基に改善点を見つけることができるので、早期に問題を改善することが可能です。

③広告出稿途中でも変更が容易にできる

雑誌などは一度制作したら修正が困難ですが、Web広告の場合は書き換えが非常に容易で、反映にも時間がかかりません。そのため、完全な状態で掲載しなくても「見切り発車」で広告を掲載して後から修正することが可能です。

④ターゲットを絞り込んで広告を配信できる

Web広告では、以下のようにターゲットを絞り込んで広告を配信することで、より効果的な広告施策を打つことができます。

【ターゲットの絞り込み(例)】

  • 年齢
  • 性別
  • 住まい(地域)
  • 興味・関心
  • 検索履歴

上記のような区分でターゲットを絞り込んで広告に合ったユーザに広告を配信して関心を持ってもらうことで、より成約に近づける可能性を高めることができるのです。

Web広告を選ぶ際の2つの基準

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Web広告を運用してみたいと思っても種類が多くて「どのWeb広告を選んで良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。そこで、ここではWeb広告を選ぶ際の基準について2通りの選び方を紹介します。

【Web広告を選ぶ基準】

  1. ターゲットが利用していると思われる媒体を選ぶ
  2. 取り扱う商品・サービスによって媒体を選ぶ

ターゲットが利用していると思われる媒体を選ぶ

Web広告を選ぶ際に重要なポイントは「ターゲットが利用している媒体を選ぶこと」です。例えば20〜30代の女性をターゲットに広告を打つ場合は、InstagramやTwitterなどのSNSの利用が多いと考えられます。仮に30代以上の男性をターゲットにした場合、SNSなどの利用が少ないと考えられるのでSNSを媒体として選んでも成果は見込めません。このようにターゲットの年齢や性別を把握したうえで媒体を選ぶ必要があるのです。

取り扱う商品・サービスによって媒体を選ぶ

取り扱う商品やサービスによってもWeb広告の媒体は違ってきます。

例えば美肌効果のあるサプリメントを求めているユーザーに商品を認知してもらいたい場合には、女性をメインのターゲットにする必要があるでしょう。この場合、SNSで商品を紹介しても潜在層が多いため成約につながりづらくなります。そこで、このような場合は、Google検索で「美肌 サプリメント」や「美肌 効果」などのキーワードで広告を出稿するほうが成約を上げやすくなるといえるでしょう。

このように媒体のマッチングを誤ると広告が潜在層にしか届かなくなるので注意が必要です。

Web広告には課金方式が6種類ある

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Web広告の課金方式には以下の6つがあります。

【課金方式 比較表】

課金方式Web広告の種類課金のタイミング
PPA(成果報酬課金)アフィリエイト広告設定した数値(CV)に達成
CPC(クリック課金)リスティング広告ディスプレイ広告リターゲティング広告ユーザーが広告をクリック
CPE(エンゲージメント課金)ディスプレイ広告リターゲティング広告エンゲージメント発生時
CPM(インプレッション課金)ディスプレイ広告リターゲティング広告広告の表示回数が1,000回ごと
CPV(視聴課金)動画広告動画広告の視聴時
CPD(掲載期間保証型課金)バナー広告ディスプレイ広告事前に広告費を決定

このように6種類の課金方式がありますが、課金のタイミングはさまざまです。そのため、広告の利用目的を明確にして種類を選定しないと期待していた成果が得られず、費用も無駄に膨らんでしまいます。Web広告を運用する場合には、課金方式を十分に理解しておきましょう。

Web広告14種類の仕組みや特徴を紹介

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Web広告は以下のように14種類あり、課金方式や特徴はそれぞれ違います。
また、「誰に」・「どんな商品を」・「どれくらいの期間で」・「どれくらいの量」の成約を求めるのかによって選ぶ広告は異なります。

【Web広告 比較表】

広告の種類特徴課金方式
リスティング広告短期間で集客が臨めるクリック課金
ディスプレイ広告興味関心を集めやすい
商材の認知度を上げやすい
インプレッション課金
クリック課金
アドネットワーク広告一度にまとめて広告掲載が可能インプレッション課金
クリック課金
リターゲティング広告再度サイトに訪問してもらえる
顕在層にターゲットを絞れる
インプレッション課金
クリック課金
アフィリエイト広告費用対効果が高く望める成果報酬課金
純広告ターゲットに近いユーザーにアプローチすることが可能掲載期間保証型課金
ネイテイブ広告記事に馴染むデザインのためユーザーにストレスが掛からないインプレッション課金
クリック課金
記事広告メディアの知名度や信頼性を利用できるインプレッション課金
SNS広告幅広いニーズにアクションが可能クリック課金
エンゲージメント課金
配信数課金
動画広告短時間で多くの情報を提供することが可能
視覚的効果が臨める
視聴課金
デジタル音声広告確実に広告を届けることができる広告視聴数によって変動
リワード広告認知拡大が臨める成果報酬型
インストール成果型
メール広告成約が高く望める傾向にある
短期間で制作が可能
配信数課金
ジオターゲティング広告ターゲットを絞り込むことが可能
コストパフォーマンスに優れている
インプレッション課金
クリック課金
DSP広告一人ひとりのユーザーの趣味嗜好やニーズに合わせて配信が可能インプレッション課金

Web広告の種類の詳細に関しては、Web広告14種類の仕組みや特徴を比較!自社運用で押さえるべきポイントとは?で詳しく紹介しています。

【Web広告種類別】費用相場一覧

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ここでは、Web広告の種類別に費用の相場を紹介します。

【Web広告の費用相場一覧】

web広告の種類費用相場課金形態
リスティング広告10~500円/1クリッククリック課金(CPC)
ディスプレイ広告50~100円/1クリッククリック課金(CPC)
数十~数百円/1,000表示インプレッション課金(CPM)
リターゲティング広告100円~/1クリッククリック課金(CPC)
広告が表示された回数インプレッション課金(CPM)
facebook広告100円1クリッククリック課金(CPC)
100~500円/1,000impインプレッション課金(CPM)
instagram広告40~100円/1クリッククリック課金(CPC)
0.5~1円/1再生インプレッション課金(CPM)
4~7円/1再生動画の再生時間による課金(CPV)
twitter広告24~200円/1クリッククリック課金(CPC)
400~650円/1,000impインプレッション課金(CPM)
520円/1再生動画の再生時間による課金(CPV)
40~100円/1エンゲージメントエンゲージメント課金型(CPE)
LINE広告24~240円/1クリッククリック課金(CPC)
400~900円/1,000impインプレッション課金(CPM)
100~400円/友達追加友達追加課金(CPF)
TikTok広告30~100円/1クリッククリック課金(CPC)
100~1,000円/1,000impインプレッション課金(CPM)
5~60円/1再生動画の再生時間による課金(CPV)
Linkedin広告200~500円/1クリッククリック課金(CPC)
756円/1,000impインプレッション課金(CPM)

youtube広告
3~20円/1クリッククリック課金(CPC)
400~600円/1,000impインプレッション課金(CPM)
5円~10円動画の再生時間による課金(CPV)
メディア広告100万円/1ヵ月掲載期間保証型
アフィリエイト広告初期費用5万円3万~5万円/月額費用手数料30%成果報酬型課金+初期費用+月額費用+手数料

Web広告費用の詳細に関しては、【全12種類】Web広告の費用・相場データを元に解説!で詳しく紹介しています。

Web広告の費用対効果を上げる媒体の選び方

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Web広告の費用対効果を上げるには「配信目的別に媒体を選ぶ」ことが重要です。ここでは、以下の3つに配信目的を分類して費用対効果を上げる媒体の選び方を紹介します。

配信目的狙いマッチする広告
➀認知してもらう知名度の拡大
潜在層を取り込む
ディスプレイ広告
アフィリエイト広告
純広告
動画広告
SNS広告
②購入してもらう検討中のユーザーへ後押しリターゲティング広告
SNS広告
③理解してもらう魅力やメリットの伝達リスティング広告
ディスプレイ広告
リターゲティング広告
SNS広告

認知してもらう

商品やサービスを購入してもらいたくてもユーザーに認知されていなくては商品を検索してもらえません。そこで、認知度を上げたい場合には「幅広く配信することが可能な広告を選ぶ」ことが重要です。まずは、これから購入してもらう潜在層に向けて認知してもらうことから開始しましょう。

購入してもらう

既に商品を十分に知ってもらっている場合には、「購入へと進んでもらえる最後の一押し」が必要になってきます。そのため、サイトの購入履歴や訪問履歴を調べて新商品を紹介したり、リターゲティング広告を配信したりすると効果的でしょう。

理解してもらう

ある程度自社の商品を知ってもらえているユーザーをターゲットにする場合には、さらに商品の魅力やメリットを知ってもらうことで背中を後押しすることができます。この場合、SNSで興味がありそうなユーザーにアプローチしたり、ユーザーが検索しそうなキーワードでリスティング広告を出稿したりすると効果が望めます。

Web広告を運用する際に必要な知識

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ここでは、Web広告の運用に必要な知識を以下の項目に分類して紹介します。

【Web広告運用に必要な知識】

  1. Web広告の基本的なステップ
  2. データの分析力
  3. 広告の企画力
  4. 予算やKPIの正しい設計

それでは、順に詳しく見ていきましょう。

広告運用の基本的なステップ

Web広告を運用する際には、以下のステップの内容を理解した上で順序よく進めることが重要です。

【基本的なステップ】

  • STEP1:プランニング
  • STEP2:媒体選定
  • STEP3:広告作成
  • STEP4:入稿
  • STEP5:分析

プランニングでは目的を明確にして「誰に」・「なんのために」広告を配信するのかを定めます。そして、媒体選定に関しては、WebサイトやSNS、メールマガジンなど、何を利用して広告を配信するのかを決めます。

次に広告作成においては、実際に配信するテキストやバナーの制作を行います。リスティング広告を利用する場合には、テキストやキーワードが必要です。また、SNSやディスプレイ広告であればバナーや動画が必要となります。最後に入稿作業においては管理画面でアカウントやキャンペーン、広告グループなどの項目を設定します。これらのステップを順序良く進めることでWeb広告の運用が開始できるのです。

データの分析力

【広告運用に必要な数値の名称】

数値の名称意味
KGI経営目標達成指標=最終的な目標数値
KPI重要業績評価指標=重要な項目の目標数値
CVコンバージョン=目標とする行動の回数
CTRクリック率
CPCクリック単価
CPAコンバージョン単価
ROAS広告費1円当たりの売上額の割合=費用対効果

データ分析は広告を修正するうえで欠かせない作業です。また、データ分析の際には上記の用語を用いるので、十分に理解しておきましょう。

広告の企画力

質の高いコンテンツを配信するためには、高い企画力が必要です。ターゲットに響くキャッチコピーや目を引く画像・動画を作成しなければ、配信してもユーザーを行動に導くことはできません。そのため、広告運用ではユーザーの気持ちや考えを理解して広告を企画するスキルが求められます。

予算やKPIの正しい設計

KPIは「重要業績評価指標=重要な項目の目標数値」のことで、広告の目的に応じてどの指標をKPIにするかは異なります。例えば、最終目標を500万円の売上達成とした場合、KPIは広告のクリック数やクリック単価、顧客単価などが該当します。これらの数値を把握したうえで状況に応じて軌道修正が必要になるのです。

Web広告の運用効果を高める3つのポイントを解説

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これまでWeb広告に必要な知識やスキルを紹介してきましたが、さらにWeb広告の効果を高めるために3つのポイントがあります。

【Web広告の効果を高めるポイント】

  1. 5W3Hを細分化する
  2. 運用中にPDCAを回し続ける
  3. ランディングページを改善する

【Web広告における5W3H】

5W3H意味WEB広告における意味
Whenいつ配信するか日付・時間帯・曜日
Whereどこに媒体
Whom誰にターゲット
Whatなにを配信コンテンツ・誘導先
Whyなぜどんな目的で
How muchいくらで予算
How manyどのくらい一人のユーザー当たりの表示回数
Howどのように効果検証

広告の修正に難を抱えたときには、上記のように5W3Hを利用して原点に立ち返ってもう一度分析をしてみましょう。そうすることで「何が」・「どのように問題なのか」を分析することが可能になります。

Web広告の運用に関する詳細については、【運用歴17年】Web広告の運用をする前に!成功するためのコツや事例を紹介!で詳しく解説しています。

WEB広告の効果を分析する上で重要な3つのポイント

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Web広告の効果を分析する際に重要になるポイントを3つ紹介します。

【重要な3つのポイント】

  1. 測定する広告指標を見極める
  2. 正しい効果測定ができる基盤を整える
  3. 定期的な効果測定と分析を行い、課題を見つける

それでは、それぞれについて解説していきます。

ポイント1:測定する広告指標を見極める

Web広告の運用では、インプレッション数やクリック数などの数値を確認する必要がありますが、効果を測定したり、分析したりする場合には「適切な指標を見極める」ことが重要になります。もしも、指標を誤った基準で設定してしまうと正しく効果を測定できなくなるので注意しましょう。

ポイント2:正しい効果測定ができる基盤を整える

広告指標が決定したら、次に効果測定を行える基盤を整えましょう。
効果測定をする基板は、広告指標を計測できるツールなどを用いて測ることが可能です。正しい広告指標を計測することで正しい分析や修正が可能になります。

ポイント3:定期的な効果測定と分析を行い、課題を見つける

Web広告の効果測定や分析は定期的に行ってこそ成果を発揮します。
Web広告の状態は季節や流行り、競合の参加などによってさまざまに変化するのです。そのため、一度計測して終わりではなく、定期的に効果測定・分析を行うように心がけましょう。

Web広告を分析する際に重要な5つのデータ

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Web広告を分析する際には以下に示す5つのデータが重要です。

【分析に必要な5つのデータ】

  1. インプレッション数
  2. クリック率
  3. クリック数
  4. コンバージョン率
  5. コンバージョン数

それでは、順に詳しく解説していきます。

インプレッション数

Web広告がブラウザやサイトの検索画面に表示された回数

クリック率

クリック数をインプレッション数で割って100をかけた数

例)クリック数(100回) ÷ インプレッション数(100回) ✖ 100 = 100%(クリック率)

クリック数

Web広告がユーザーにクリックされた回数

コンバージョン数

ユーザーが広告をクリックしてコンバージョンに到達した回数
コンバージョンとはユーザーが「資料請求」・「購入」・「問い合わせ」などのアクションを起こした場合を示す

コンバージョン率

コンバージョン数をクリック率で割って100をかけた数

例)コンバージョン数(10回)÷ クリック数(100回)✖ 100 =10%(コンバージョン率)

Web広告の費用対効果を分析する指標と計算方法

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ここでは、Web広告の費用対効果を計測する指標と計算方法を紹介します。費用対効果がどれくらい出ているのか確認を行わないと損失や利益の指標が迷子になるので十分に理解しておきましょう。

【費用対効果の確認表】

項目計算式内容(指標)
(CPA)コンバージョン単価広告掲載費用 ÷ コンバージョン数1件のコンバージョンを達成するためにかかったコスト
(ROAS)広告費用の回収率広告経由で得た売上 ÷ 広告費用)× 100広告にかかった費用に対する売上の割合
(ROI)投資利益率利益 ÷ 投資額 × 100投資額に対してどれだけ利益が出たかの割合

Web広告効果を分析する際に役立つツール4選

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Web広告の効果を分析するにはツールを使用しますが、ここでは特におすすめの4つのツールを紹介します。

【効果を分析できる4つのツール】

  1. Googleアナリティクス
  2. AD EBIS(アドエビス)
  3. Ptengine
  4. WebAntenna

それぞれの概要については、WEB広告効果を分析する際の重要な3つのポイントで紹介していますので、ご覧ください。

Web広告についてのまとめ

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ここまで、Web広告の運用に必要な知識として、概要・種類・費用・運用・分析などについて主に解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

現代においてWeb広告の運用は、スピーディーで低コストなだけでなく、短期間に多くのユーザーへ情報を届けることができる欠かせない手法となっています。

本記事ではWeb広告の運用を目指す方へ必要なコンテンツを紹介してきましたが、ボリュームが少し多いため理解できるまで何度も読み返して頂けると幸いです。「Web広告の運用は難しそう」と感じる方も多いと思いますが、ポイントを掴むことでシンプルに受け入れることが可能です。Web広告の運用に関して不安がある方は、弊社でも無料相談を受け付けていますので、どうぞご利用ください。

株式会社ラディカルサポート

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